2022年10月09日
「オーレン小屋の過ごし方2022」基本的な感染対策についてのお願い
上記「オーレン小屋の過ごし方2022」は伊藤岳Dr.のアドバイスを受けて作成いたしました。
伊藤岳Dr.
◎兵庫県立加古川医療センター救急科医長
◎JMGAファーストエイド委員会
◎JMGA特別委員会コロナ対策プロジェクトチーム医療班
はじめに
◎2週間前からの体調管理を徹底してください。風邪気味、熱のある方は登山を止めてください。
◎当小屋でも感染対策を行っておりますが感染のリスクはゼロではありません。お客様自身の意識と対策が必要です。
◎対応策は医療機関でコロナ感染症最前線で治療にあたったドクターに相談しました。
◎小屋のスタッフは医師によるコロナ感染症対策の講習を受けていますので、小屋内では必ず指示に従ってください。
◎小屋内では基本マスクの着用をお願いいたします。
宿泊予約
◎山小屋宿泊、テント泊共に完全予約制です。
◎山小屋は60名、テント泊は60張前後で制限を行っています。
◎必ず事前予約をお願いします。当日予約は不可。メール予約でも小屋からのご予約確認書が無いと確約ではありません。
◎予約無しでお越しの際はお断り又は割増料金が発生します。但し、人道的配慮で緊急時や疲労困憊時等は対応します。
◎基本は最大4名(家族、夫婦、友人同士等)マスクを外しても良いご関係の方は個室をご案内いたします。
◎ツアーや4名以上の友人グループは大部屋をご案内いたします。個別の仕切りのあるお部屋です。
◎不明な点は電話(0266-72-1279)でご確認ください。
宿泊
◎登山前に風邪や発熱の症状がある方は宿泊をキャンセルしてください。
◎チェックイン時はザックを置いて手洗い、マスクを着用してから受付に来てください。
◎受付スペースに入れるのは代表者のみ、但し後でグループ全員の検温を行います。
受付をスムーズに行う為に代表者様はご同行者様の氏名、住所、連絡先をリストにしてお持ちください。
◎基本、インナーシーツをお持ちください。お持ちでない方はインナーシーツを小屋で販売します。
以前は使い捨てシーツ、襟布、枕カバー等対応を行っていましたがインナーシーツへ移行いたします。ご協力お願いします。(小屋で販売のインナーシーツは800円です。繰り返し洗濯可能な物ですので使用後はお持ち帰りいただけます)
◎客室及び館内には消毒用アルコールをご用意しました。共用の場所を触った時、トイレ前後、食事前後、脱衣所使用前後、顔周りを触る時等は積極的に使用してください。
夕食・朝食
◎グループ単位でのお席をご用意いたします。相席はありません。
◎各テーブルにアクリルパーテーションを設置しています。
◎お食事中はなるべく黙食を心掛けてください。
◎お食事会場は3か所(本館食堂、新館食堂、別棟食堂)あり、個人のお客様、ファミリーやグループ、ツアーで分けています。
◎各食堂は換気の為、換気扇、網戸、サーキュレーター、CO2測定器等が設置しています。換気すると一時室内の気温が下がりますので、1枚着てからお越しください。
売店
◎売店は夜19:00までになります。
◎缶ビール、缶チューハイ、ワイン、日本酒、ペットボトルジュース、菓子等の空き容器はコロナ対策の一環でお持ち帰りをお願いしています。
ご協力お願いいたします。
◎飲みすぎ防止の為ボトルでの販売は行っておりません。
ランチ(11:00~14:00 食材がなくなり次第終了の場合あり)
◎ランチはできるだけ外のテーブルをお使いください。雨天時のみ別棟食堂を開放いたします。別棟食堂を利用される際は検温、人数制限を行います。大人数でのご利用はお断りいたします。
◎ランチのご注文、お会計は代表者がまとめてお願いします。
◎満席の場合はご利用できません。
◎館内での休憩(食品の持ち込み)、雨宿りはできません。
◎使用したテーブル、座布団、アクリルパーテーションはアルコールで消毒します。
自炊
◎山小屋宿泊のお客様は基本屋外にてお願いします。屋根付きのスペースをご利用いただけます。
◎テント泊の方はテント場でお願いします。
◎立ち寄りの方は、AM11:00~15:00の間はご遠慮ください。テーブルは軽食利用の方優先です。
入浴
◎平日は家族風呂対応、週末は男女別、混雑を避けた黙浴をお願いします。入浴時間は14:00~17:00の夕食前にお願いします。到着が遅くなった場合は入浴出来ない場合もございます。
◎テント泊の方は平日、宿泊者が少ない日の入浴は可能です。(お一人様1回1,000円)希望者が多い場合は先着受付順で人数を制限させていただきます。
◎脱衣所の棚、共用で触るような部分はアルコール消毒を行っています。
◎入浴は出来るだけ早めに出てください(約20分内)浄化槽の関係でシャンプー石鹸は使用できません。汗を流し温まるだけです。
緊急時の対応
◎小屋では医療行為は一切できません。
◎高山病かを見る為、パルスオキシメーターや体温計を使います。
◎コロナ疑わしき時は一時的に緊急スペース(テント)へ移動していただきます。
◎救助隊又はヘリ救助を要請、コロナ疑わしき時は保健所に連絡して指示を受けます。
◎AEDがありますので状況に応じて対応いたします。
※オーレン小屋スタッフのコロナ対策講習会及び相談等サポートを行っていただいた医師の方々
◆伊藤岳医師 救命救急医
2021年6月18日 小屋にてスタッフ向けに講習会
スタッフ3名参加
◆稲垣泰斗医師(teamKOI) 救命救急医
2020年6月、2021年6月13日
小屋にてスタッフ向けに講習会
スタッフ4名参加
◆鍋島志穂医師、奥知久医師
2020年7月 茅野あんしん認証トレーニング
STEP2講習済み、スタッフ1名参加
◆茅野警察署 遭難救助隊
2020年6月 コロナ対策時の救助について
八ヶ岳の山小屋及び遭難対策協会で講習会
スタッフ2名参加